女性がSNSの分布図を使ってプレゼンテーションを披露している

SNS上で重要な3つの指標

advantages of using influencers in the world

Lxgicにインフルエンサーマーケティングに関して問い合わせして頂いている方は幅広く、企業のマーケティング担当者、社長、個人事業主など様々な方から相談を受けます。今になっては、ほとんどの企業がFacebookのページを持っています。最近になり、企業用のInstagramやTwitterアカウントを持つところも増えてきましが、SNSはフォロワーの数が全てだと認識している方が未だに多いと感じます。確かにフォロワー数は大切ではありますが、弊社はそこまで重要だとは認識していません。

たくさんフォロワーがいるのは、そのままフォロワーが多い事を意味しますが、それだけでは、何の意味がありません。企業がSNSページを立ち上げる際に、知り合いにLikeやFollowをお願いするケースを多数見てきましたが、大事なのはそこではありません。

同じ事をインフルエンサーマーケティングでも言えます。インフルエンサーマーケティングを行う際に、フォロワー数に着目するのは最初の一歩として良いですが、以下の項目に着目することがより重要になります。

  1. フォロワー数がどのように獲得されたのかが不明確
    (フォロワーは買える時代であるという事を認識する事)
  2. フォロワーが多いから影響力があるとは限らない
  3. 本当に大事なのは、エンゲージメントの割合

たとえフォロワーが1万人いても、誰も興味持たない、あるいは反応をしなければ、まったく意味がありません。理想は、フォロワーを多く持ちながら、高いエンゲージメント率(反応の度合い)を達成する事です。以下にエンゲージメントに関連する、3つの重要な指標について記載します。

 

重要な指標1: リーチ数

フェイスブックページや、広告の運用をしている方であれば、リーチ数という数字をすでにご存知かもしれません。リーチ数とは、実際にどれ程の人に配信しているコンテンツが実際にユーザーに届いているのかを意味しています。リーチ数はコンテンツの質や、内容によって影響されます。リーチ数は高ければ高いほど望ましいです。なぜなら、多くの人にコンテンツが届く事により、反応を得られるチャンスが増えるからです。

インフルエンサーマーケティングは、高品質な投稿を行なっているインフルエンサーのチャネルを通して、SNS上でのリーチ数を増やす有効な手段の一つです。平均エンゲージメント率が高いインフルエンサー程、実際に投稿を見ているフォロワーも多い為、インフルエンサーはエンゲージメント率が高い人ほど望ましいです。

 

重要な指標2:  Likeとコメント

エンゲージメント率は、主に投稿に対するLikeとコメント数などから計算されます。SNS上でLikeを行うとは、Likeボタンやハートマークのボタンを押す事を意味します。行動自体はそうハードルの高いものではありませんが、フォロワーのエンゲージメントを計る重要な指標の一つです。Like以上に重要なのが、コメントになります。コメントを行うには、文章を投稿する必要があるため、Likeよりハードルが高くなります。それなりにユーザーの注意を引き込んでいないと、投稿にコメントは付きません。

ネガティブ、またはポジティブなコメント問わず、コメントをしてくれるユーザーを見逃さずに、しっかりと返信をしてコミュニケーションを取り、関係構築を図るのが望ましいです。なぜなら、それらのユーザーは貴社の投稿に対して、コメントをする程、興味を抱いているからです。インフルエンサーマーケティングの利点として、インフルエンサーが企業の顔となって、ユーザーのコメントに応対してくれるという要素があります。しかし、しっかりとした応対をインフルエンサーにしてもらうには、企業とインフルエンサーの関係が構築できている事が前提にあります。以前に別の記事で、インフルエンサーとの関係構築の重要性について記載しましたが、気になる方はこちらの記事も一読してみてください。

 

重要な指標3: シェア

シェアはLikeやコメントなどのエンゲージメントの中でも、もっとも価値のあるエンゲージメントです。それは、シェアされる事により、シェアした人のフォロワーに対してリーチが可能だからです。投稿のシェアは、ユーザーがシェアした投稿を気に入っている、またはシェアした投稿に親近感を抱いているといった強い関心の表れなのです。コンテンツをシェアしてくれたユーザーに企業がアプローチするのは、自社に興味を持っている人への有効なアプローチ手段になります。

またシェアされているという事は、ユーザーに響くコンテンツを作れていることにもつながります。Like数やコメント数と合わせ、どれ程シェアされているのかを把握する事により、自社コンテンツが、どれほどユーザーに響いているのかが計れます。

Like>コメント>シェアの順番で、それぞれのステージにいるユーザーを見逃さずに、アプローチ出来る体制を整えるのは、企業にとってSNSで成功するための鍵の一つとなります。