ドル貨幣の相場が上がっていることを表している矢印

インフルエンサーマーケティングが流行っている理由 5つ

ドル貨幣の相場が上がっていることを表している矢印
ソーシャルメディアの爆発的な人気によって、旧来の広告に頼り切っている企業の悲鳴が聞こえています。Instagramやツイッター、フェイスブックやユーチューブなどの「視聴率」の高さはマーケティングに革命を起こしました。ビジネスそのものにまで影響を与えている場合さえあります。
こういった状況を生み出し、我々expausに企業の成功の手助けをするチャンスをくれたソーシャルメディアには感謝しています。これらのSNSは、ごくごく普通の一般人に、オンライン上のネットワークで多くの他のユーザーと良好な関係を築ければインフルエンサーになれるチャンスを与えています。
さて、それではインフルエンサーマーケティングがこの時代にヒットした理由について見ていきましょう。

1.「口コミ」のマーケティング効果を利用している

一昔前、この世にフェイスブックなどという言葉は存在していませんでした。さらに昔であれば、雑誌や新聞も読んでいない時代もあります。小さい個人事業が大きな企業と競うなど馬鹿げている時代です。そんな時代に彼らが顧客にアプローチする手段といえば、口コミでした。商品を愛用してくれている満足度の高いお客さんに、そういった口コミをしてもらうのです。それがフェイスブックやInstagramが無かった当時、ビジネスを成功させるための有力なマーケティング手法でした。
インフルエンサーマーケティングは、この戦略を踏襲しつつ、新たに2つのエッセンスが加わっています。「ソーシャルメディア」と「インフルエンス」です。インフルエンサーマーケティングでは、そういった口コミをしてくれて、かつSNSで多くのフォロワーと繋がり、良好な関係を構築しているユーザーをインフルエンサーとして起用し、ネットワーク上のファンにそれを浸透させるのです。それが口コミのように、あなたのブランドへと還元されることになります。

2.広告主の「存在」を排除した

消費者はもはや広告主を信用していません。消費者も賢くなっています。商売の匂いがすれば、その前に来た道を引き返し別のルートで迂回していきます。広告を押し付けられることに疲弊しているのです。
アドブロックはビジネスを破壊する?

それでもTVのCMだって、まだ販売力はあるでしょう。しかし、予算のない小さな企業には使える手段ではありません。個人経営のお店がそういった広告手法のみで自分たちの存在を知らしめていくのは難しいですが、インフルエンサーマーケティングは、そういった予算の限られた企業でも簡単に実施することが可能です。その内容もインフルエンサーのフィルターを通し、正直な感想によるもので、広告であって広告でない印象になります。ちょうどアドボカシーマーケティングを、より多くのフォロワーを持つインフルエンサーによって行うようなものです。

3. 企業と消費者の距離を縮めた

旧来の広告の弱点の1つに、一方通行の性質があり、それを受け取った消費者と関係構築が出来ないということがあります。反対に、インフルエンサーマーケティングの強みの1つには、インフルエンサーを通じ潜在顧客層との関係を構築していけることです。
消費者がまだあなたの企業を信用していなくとも、彼らが知っていたり、フォローしていたりする人のことは信用しています。インフルエンサーは既に彼らを信用していて、コミュニケーションの取れるフォロワーを多く抱えています、わざわざあなたを信じてくれる消費者を探すのに多くの投資をする必要はありません。

4. 小額でも行える

Instagramやユーチューブ上には、たくさんのインフルエンサーがいます。しかし、まだまだ少数の企業しかインフルエンサーを活用していない状況です。多くの供給があるにも関わらずそれほど利用されていないというこの状況は、コストの急激な上昇を抑えています。
もちろん、こうした市場相場はいつまでも続くわけではありません。だからこそ今の有利なタイミングでROIを最大化しつつ、起用したインフルエンサーとの関係構築を始めていくべきだと考えています。

5. 効果検証ができる

広告は数十年にわたり、その不明瞭さを証明してきました。最近でもそれが原因の不祥事も散見され、まさにブラックボックスといわれています。そうした中で成果を出していくのは骨の折れる仕事です。そしてそういったギャンブルに賭けるリソースは、限られた企業のみが持っているものでしょう。ソーシャルメディアでは、ユーザーの反応や行動を分析することができます。そしてそこからわかったユーザーの趣味趣向を基に、キャンペーンを調整していくことが可能なのです。