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インフルエンサーマーケティングの市場規模とは?日本および海外における調査結果とプラットフォームの重要性についてご紹介

TwitterやInstagramなどのSNSの流行により、それらのソーシャルメディアで影響力を持つインフルエンサーに商品やサービスのPRを依頼する「インフルエンサーマーケティング」が盛り上がりを見せています。

ここでは、インフルエンサーマーケティングの市場規模がどのようなものなのか、日本・海外それぞれの調査結果を確認してまとめたうえで、今後の業界の展望や、インフルエンサーマーケティングを活用するにおいて知っておくべきプラットフォームの重要性をご紹介していきたいと思います。

インフルエンサーマーケティングの世界における市場規模とは?

はじめに、インフルエンサーマーケティングの世界的な市場規模はどれくらいかを確認してみましょう。

海外メディア「medhiakix」による調査結果によれば、インフルエンサーマーケティングの市場規模の概算は、2020年までに5〜10億ドルの市場規模を誇るようになり、今後5年程度でなんと50〜100億ドルにまで成長を見せる可能性があると発表しています。

「medhiakix」による、世界的なインフルエンサーマーケティング市場規模の2020年までの予想グラフは以下のとおりです。グラフによると、2018年時点でのインフルエンサーマーケティングの市場規模はおよそ3.2億〜6.3億ドルの規模となっています。

このように、インフルエンサーマーケティングの市場規模は、海外では非常に大きな成長株のビジネスとなっており、今後も衰えを見せることなく、拡大を続けていくことが予想されています。

インフルエンサーマーケティングの日本国内の市場規模とは?

世界におけるインフルエンサーマーケティングの市場規模は、「medhiakix」の予想によれば、先ほども示したとおり、2018年時点でおよそ3.2億〜6.3億ドルです。日本円にして360億〜700億円ほどの大きな需要があることがわかりました。

それでは、日本国内におけるインフルエンサーマーケティングの市場規模はどれくらいのものなのでしょうか?実は、日本のインフルエンサーマーケティングの市場規模については、まだ登場して間もないマーケティング手法であることもあり、公な数字は公開されていません。

「Invision」によれば、日本におけるインフルエンサーマーケティングの2018年時点での市場規模は、およそ52億円程度と予想しており、「TECHOO株式会社」の2016年のInstagramスポンサード投稿の調査によれば、当時のインフルエンサーマーケティングの市場規模は2.4億円程度だったと推測されています。

日本のインフルエンサーマーケティングの市場規模については、2016年から2018年にかけての伸びを見ても、海外と同様、今後も上昇していく可能性が高いといえるでしょう。

日本国内でのインフルエンサーマーケティングの活用状況まとめ

インフルエンサーマーケティングの日本および世界における市場規模を把握したところで、具体的な活用状況がどうなっているのかも、詳しく見ていきましょう。

・日本国内の企業によるインフルエンサーマーケティングの取り組み状況は56%

株式会社サイバーエージェントの2018年6月20日のプレスリリースによれば、以下のグラフのとおり、インフルエンサーマーケティングを広告活動に実施したことがあるマーケターは56%と、およそ半数以上が実施経験を持っていることがわかりました。

・インフルエンサーマーケティングに活用しているメディアはInstagramが64%

日本国内の企業がインフルエンサーマーケティングを実施するにあたり、活用しているメディアはInstagramが64%と最多となり、ついでYouTubeが45%、Facebookが40%、Twitterが39%となりました。

・インフルエンサーマーケティングの実施目的は「拡散・話題性の創出」が69%

日本国内の企業がインフルエンサーマーケティングを実施する目的としては、「拡散・話題性の創出」が69%と最多となり、ついで「認知・ブランディング」が66%、「サービスや商品への理解を高める」が52%となっています。

・インフルエンサーマーケティングの起用で人気があるのはフォロワー数1万人以上のマイクロインフルエンサー

日本国内の企業がインフルエンサーマーケティングで起用するのは、フォロワー数10万人以上のインフルエンサーよりも、フォロワー数1万人以上〜10万人未満のマイクロインフルエンサーが圧倒的に多いことがわかりました(マイクロインフルエンサーの起用率は42%と、10万人以上インフルエンサーの起用率の約2倍)。

インフルエンサーマーケティングでは、単純なリーチの母数よりも、ブランディングや購買意欲の直接的な喚起が目的であることが多いため、専門性の高いコンテンツで特定のアクティブなフォロワーを抱えているマイクロインフルエンサーに需要が高まっています。

・インフルエンサーマーケティングの課題は「適切なインフルエンサーの選び方がわからない」ということ

インフルエンサーマーケティングの直近の課題として、マーケターが挙げた内容としては「最適なインフルエンサーの選び方がわからない」が42%、「効果がわかりづらい」が38%、「効果計測が出来ない」が23%、「KPIが曖昧」が22%となりました。

インフルエンサーマーケティングを行おうとしても、知見がない場合、インフルエンサーの人気や専門性の高さなどはフォロワー数や投稿内容を確認して個別に判断するしかなく、個人のインフルエンサーと契約するにしても、効果測定のメソッドが確立されていないため、KPIの設定ができず、PDCAのサイクルを作ることが難しいと考えているマーケターは多いようです。

効果的なインフルエンサーマーケティングを行うならばマイクロインフルエンサーを抱えるプラットフォームの活用が便利

ここまで、インフルエンサーマーケティングの日本および世界における市場規模と、日本国内でのインフルエンサーマーケティングの活用状況を詳しく確認してきました。

特に、インフルエンサーマーケティングの課題として、インフルエンサーの選び方がわからなかったり、効果測定がしづらくてKPIが立てにくかったりといった点が挙がっていましたが、これらを一気に解決する方法があります。それが、プラットフォームの活用です。

・インフルエンサーマーケティングのプラットフォームとは?

インフルエンサーマーケティングのプラットフォームでは、所属インフルエンサーを事前に多数抱えており、その中から、希望のニーズに合ったインフルエンサーを、消費やサービスのPR企画にアサインすることが可能となるため、インフルエンサーの選び方がわからないマーケターの方でも、簡単に選定を行うことができます。

課題として上がっていた効果測定のやりづらさも、インフルエンサーマーケティングのプラットフォームであれば、自社で開発したアナリティクスを用意しているケースがあるため、より定量的な効果測定が可能となり、KPIの設定やPDCAサイクルの実施も容易になります。

・需要の高いマイクロインフルエンサーが多数在籍するプラットフォームが便利

インフルエンサーマーケティングで需要が最も高いのが、フォロワー数1万人以上〜10万人未満のマイクロインフルエンサーであるということは、先のデータでも提示したとおりです。

この需要の高いマイクロインフルエンサーが多数在籍しているプラットフォームを活用することが、インフルエンサーマーケティングの成功の近道であると言えます。

その点、弊社のインフルエンサープラットフォームであるexpausでは、各ジャンルに特化したマイクロインフルエンサーを多く抱えており、インフルエンサーマーケティングを成功させたいマーケターの皆様の需要に応えるだけのサービスを揃えています。インフルエンサーの起用をお考えのSNS担当者様は、この機会にexpausにぜひともご相談ください。