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【2018年最新版】インフルエンサーマーケティングの費用相場は?「質」に基づいた費用対効果や単価の考え方とは?

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昨今、新しいトレンドとして話題となっているインフルエンサーマーケティングですが、実際の費用相場について詳しく知る人は少ないのではないでしょうか。

 

また、インフルエンサーマーケティングは単に安ければ良いという類のものではなく、エンゲージメントに至る「質」が重要です。今回は、インフルエンサーマーケティングを仕掛けるうえで知っておきたい費用相場と、エンゲージメントなどの質に基づいた費用対効果や単価の考え方について詳しくお伝えしていきます。

 

インフルエンサーマーケティングの費用はフォロワー単価制が多い?

 

インフルエンサーマーケティングを請け負う企業の費用体系については、フォロワー単価制が多い傾向にあります。

 

・インフルエンサーマーケティングの費用はフォロワー単価制の固定報酬型が主流

 

フォロワー単価とは、インフルエンサーが抱えているSNS(インスタグラム、ツイッターなど)のフォロワー数1人あたりに費用が発生するというものです。

 

そのため、SNSに投稿した結果で発生した効果に対する対価を払う(成果報酬型)のではなく、インフルエンサーの影響力を活用することに対する代金を払う(固定報酬型)ということになります。

 

インフルエンサーのフォロワー保有数の規模で単価が変動する場合あり、フォロワー1万人以上のマイクロインフルエンサーは単価が上がる傾向

 

なお、フォロワーの保有数の規模によって、フォロワー単価が変動するケースもあります。たとえば、フォロワー数5,000人程度の場合はフォロワー単価○円、フォロワー数1万人程度の場合はフォロワー単価△円、といった料金プランを設定している企業も見られます。

 

たとえば、BUSINESS INSIDERの記事によれば、

 

インスタグラマー1案件あたりの平均報酬:1万5,597円

フォロワー5,000人〜9,999人の1案件あたりの平均報酬:9,605円

フォロワー1万人〜1万4,999人の1案件あたりの平均報酬:1万9,193円

フォロワー1万5千人〜1万9,999人の1案件あたりの平均報酬:1万9,291円

 

となっており、フォロワー5,000人〜9,999人と、フォロワー1万人〜1万4,999人の1案件あたりの平均報酬の差は、実に2倍近くになっていることがわかります。

 

一方で、フォロワー1万人〜1万4,999人と、フォロワー1万5千人〜1万9,999人の1案件あたりの平均報酬の差はほとんどありません。これは、フォロワー1万人以上のいわゆるマイクロインフルエンサーと呼ばれる層の市場価値の高さを表しているわかりやすいデータであると言えます。

 

フォロワー単価以外に、ディレクション・クリエイティブ費用も要チェック

 

その他、インフルエンサーのディレクション費用や、インフルエンサーがPRで投稿するインスタグラムのストーリー動画や投稿用画像を加工するクリエイティブ費用が別途発生するケースや、料金に込みとなっているケースもあるので、料金プランを確認する際には参考にしてください。

 

インフルエンサーマーケティングの費用相場とは?

 

インフルエンサーマーケティングの費用内訳のメインが、インフルエンサーのフォロワー単価であることは理解いただけたかと思いますが、ここで、インフルエンサーマーケティングの具体的な費用相場について、詳しくみていきましょう。

 

企業によって料金が異なるため、およその数値とはなりますが、前出のBUSINESS INSIDERの記事を参考にすると、以下のようになります。

 

平均費用:1フォロワーあたり平均3円程度

 

上記のとおりで計算すれば、インフルエンサーと直でのやりとりであった場合、1万人のフォロワーがいるインフルエンサーに依頼した場合は1案件3万円程度、1万人のフォロワーがいるインフルエンサーを100人集めた場合は300万円程度の金額となるということです。

 

ただ、昨今ではWoomy castingのような、1フォロワー0.1円という驚くべき低価格でインフルエンサーの起用を行うサービスも登場してきています。その一方で、2018年10月に配信されたDIGIDAYの海外ニュース記事では、代理店が関わるインフルエンサーマーケティング案件は1フォロワーの単価が通常の3倍以上になるケースもあると報じられています。

 

現在、インフルエンサーマーケティングの費用相場は、高騰と価格破壊の双方が進む、まさにスクラップアンドビルドの状態だといえるでしょう。

 

インフルエンサーマーケティングの費用対効果をどう考える?重要なのはキャスティングの低価格さよりも、反響をもたらすPRの「質」

 

先ほどお伝えしたとおり、インフルエンサーマーケティングの費用相場は0.1円〜4円、場合によっては3倍以上に高騰するケースもあり、非常に変動が激しいものであることがお分かりいただけたと思います。

 

それでは、インフルエンサーマーケティングを費用相場に合わせて選ぶ場合、安ければ安いほど良いということになるのでしょうか?

 

答えはNOです。

 

インフルエンサーマーケティングの費用体系でご説明したとおり、多くは固定報酬型の1フォロワーあたりの単価となっているため、依頼によるSNS上での反響やバズが起ころうが、起こらなかろうが、料金は一定となります。

 

そうなると、安い値段で質の低いインフルエンサーを集めてプロモーションを行い、反響がゼロで終わってしまう場合よりも、多少高めの費用を払ってでも、エンゲージメントが高く質の良いインフルエンサーの起用によって、反響が広まったり、商品購入やサービス利用が発生したりする場合のほうが、依頼するクライアントとしてはメリットがあります。

 

インフルエンサーマーケティングの費用対効果と質を考える上で重要な、エンゲージメントなどの確認項目とは?

 

それでは、インフルエンサーマーケティングの質の高さを考え、インフルエンサーの価値と費用対効果を判断するうえで、確認すべき項目はどのようなものがあるでしょうか。

 

具体的には、以下の5項目が挙げられます。

 

1:エンゲージメント率

SNSにおけるエンゲージメント率とは、投稿者と閲覧者の結びつきの強さを意味します。具体的には、単なるインプレッション(投稿をどれだけ見られたか)ではなく、「いいね!」「コメント」などのアクションがどれだけ発生しているかを見るデータです。

 

なお、インスタグラムのエンゲージメント率の求め方は「エンゲージメント数÷フォロワー数」です。たとえば、フォロワー1万人で、エンゲージメントが1,000件だった場合、1万÷1,000=0.1となり、エンゲージメント率は10%となります。つまり、エンゲージメント率が高いほど、インフルエンサーの価値も高いものであると言えます。

 

2:男女比率

インフルエンサーが抱えるフォロワーの男女比率のことです。ターゲットが女性向けの商品やサービスであるにもかかわらず、男性の比率が多いインフルエンサーにPRを依頼しても意味がありませんから、ここはチェックすべきでしょう。

 

3:国分布

インフルエンサーが抱えるフォロワーの国の分布も把握すべきです。フォロワーが多くても、国内の商品やサービスをPRするのに、海外フォロワーが多くては意味がありません。依頼前に必ず確認しましょう。

 

4:フォロワーのファン度

これは反響の大きさに関わる点で、インフルエンサーのフォロワーが単なる閲覧者なのか、それともファンなのかによって、PRの浸透効果も変わってきます。ユーザーの動向や、コメントの発言、インフルエンサー自体の評判などを事前に調査しておきましょう。

 

5:コメントの質

コメントのエンゲージメントが高くても、スパムのようなコメントや批判コメントばかりでは、PRしたいユーザー層が不在であったり、場合によっては悪影響まであったりする可能性も考えられます。投稿のコメント内容を確認し、質の高いコメントのやりとりがあるかを事前にチェックしておくと安心です。

 

インフルエンサーマーケティングで相対的に見て費用対効果の高いサービスをお探しならばexpausへ

 

このように、インフルエンサーマーケティングの費用は単純に安ければ良いというものではありません。インフルエンサーそのものの質に重点をおいて吟味し、相対的に見て、費用対効果が高いサービスを利用すべきだと言えます。

 

弊社のインフルエンサーマーケティングサービス「expaus」では、お客様がキャスティングを求めているインフルエンサーをご紹介する準備が整っています。インフルエンサーの質を判断する分析情報をしっかりと閲覧しながら、起用を検討することが可能です。興味のある方は、この機会にお気軽にご相談ください。