インフルエンサーマーケティングで念頭に置く7つの点
ここ最近、SNSを上手に活用している企業の中で、インフルエンサーとコラボをしていない企業は見当たらない程、インフルエンサーマーケティングが浸透していると感じています。この記事を読まれているこの瞬間にも、様々な企業がPRのためにコラボするインフルエンサーを探しているかと思います。
なぜ企業はインフルエンサーを起用するのか。認知拡大につながるのはもちろんの事、インフルエンサーを通す事によりブランドの信用力が増すなど、様々な効果が見込めるからです。そんな中、PRを成功させるためには「適切なインフルエンサー」と繋がるのが肝となります。
下記にインフルエンサーマーケティングを実施する際に念頭に置くべき、7つのポイントについて記載します。
1. 自社とマッチするインフルエンサーの特定
インフルエンサーマーケティングの最初のステップは、自社とマッチするインフルエンサーの特定になります。フォロワーが多い方だけを起用してもインフルエンサーマーケティングは成功しません。自社とマッチする人を見分けるには、以下の要素を考慮する必要があります。
a)インフルエンサーのイメージ(投稿内容)
b)エンゲージメント率
c)競合商品のPR比率
上記を把握していない状態でのインフルエンサーの起用は、イメージダウンに繋がる可能性すらあります。
2. インフルエンサーの投稿内容の確認
上記で記載した内容と少し重なりますが、インフルエンサーに投稿を依頼する前に、投稿している内容を確認する必要があります。自社と親和性のないインフルエンサーに無理に投稿をさせた場合、イメージダウンやステルスマーケティングに繋がる恐れがあります。しっかりと投稿内容を確認し、インフルエンサーのフォロワーが何を求めているのかを考える必要があります。
3. インフルエンサーへのアプローチ
インフルエンサーマーケティングを実施するには、実際にインフルエンサーへアプローチ出来なければ始められません。インフルエンサーから連絡が来るのを待っていても、中々コラボの実現には繋がりません。インフルエンサーと繋がる事ができるサービスを活用して、実際にアプローチをするのが一つの近道です。
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4. インフルエンサーとの交流
実際にアプローチする事ができたら、会話を通じてインフルエンサーの人となりを把握してください。 インフルエンサーに声をかけているのは、おそらく自分達だけではありません。どれだけインフルエンサーの興味を引けるかが重要となります。楽な仕事と認識せず、しっかり対応していくのが大切です。
5. 自社SNSの強化
一般の方だけではなく、インフルエンサーの興味を引く有効な手段の一つとして、自社SNSのコンテンツの充実化が挙げられます。特に圧倒的な認知度を保有しているブランドではない限り、受け手の興味を誘発させる「コンテンツ」が必要となります。そのため、コンテンツが充実していないと、ファンへの訴求機会の損失に繋がります。
6. インフルエンサーへの負担を減らす
インフルエンサーも人です。コラボやお仕事を行う際には、できるだけインフルエンサーの負担を減らしてください。負担を減らす事が、円滑なコラボに繋がります。
7. インフルエンサーと長期的な関係の維持
インフルエンサーの方とコラボする前に、長期的な関係を維持する事を前提にコラボをする事を推奨します。同じインフルエンサーに何度も発信していただく事により、説得力も増します。長期的な関係を築き、複数回発信していただくのが理想的です。効果を出している企業ほど、中長期的にインフルエンサーマーケティングを実施しています。